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中古が300円で売っているのを見つけて驚いた。グラフィック、シナリオ、音楽
どれも超一流だと思うのだが。確かに細部の穴を数えればキリがないほどなのは
認める。戦闘のテンポが悪いし遭遇率も高すぎる。HP以外に強くなっている実感も
湧かないままにいきなり現れる超絶的な強さの敵。心臓に悪い。
シナリオも壮大で魅力的なのだが、大変大雑把な切り口で、どうなったかよく
わからないまま消えていったキャラや未消化のイベント数知れず。
ようするにユーザー側にブツ切りをつなぎ合わせる大変な
“歴史的想像力”が求められるわけだが、ハードルが高すぎて
作り手の傲慢を感じるレベル。
雰囲気の良さに惹かれてどこまで耐え忍べるかというRPGだった。個人的には
1度断念したが数年後にもう一度チャレンジしてついにクリアした。最後の闘いで
仲間の1人がLP1まで追い詰められ、2人倒れた状態で勝利した瞬間は感動した。
そして音楽は本物の極上レベルだった。聞きながら死にたいほど(笑)のRoman
が最高だと思うが、今の季節的にはラウプホルツのこの曲かな。
秋に行きたい街だ。塔には近づかないけど(苦笑)。
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